長距離ドライブで感じたこと。

今日から夏休みで東京から実家の福井まで帰省した。交通手段をちと悩んだんだけど7か月半の乳児がいることと、コストを抑える目的で自家用車で帰ることにした。


距離で約550km。原油高で車の使用を控える人が多いというが、通常の国産車の燃費を考えると、10km/lとしても、燃料にして55l。リッター単価185円としても片道10,175円。さらに高速道路もETC深夜割引を利用すると片道6,300円で家族で約16,500円。飛行機や鉄道を利用すると一人で片道14,000円近くかかることを考えると、まだまだリーズナブル。もちろん運転はしんどいけどね。。。


まだUターンラッシュの時期にはまだ早いことと、未明から運転したことで道路も渋滞もなくスムーズ。その道路を走ってていろいろ考えた。


まずこの原油高で、今年の渋滞は比較的酷くないのではないかと思う。さらに、現在の価格は突発的なものとしても、新興国の需要を考えると、トレンドとして長期的に値上がりするのは確実。


さらに若年層の非正規雇用が増えたり、少子高齢化が進むことで、こちらも長期的に収益力が低くなり、購買意欲が低くなることが容易に想像できる。


実際に乗用車の販売台数も既に厳しくなっている


てことは新車市場も中古車市場も含めて必然的に価格も下落するはず。


「下取り時に高値で売れる」という理由で、海外の高級車を(がんばって?なのかどうかは分からないが)購入した友人がいるけれども、おそらくここ数年で全面的な価格の下落が予想できることを考えると、それほど高値で売れるとは限らないんじゃないかなぁ?


もちろん大衆車の市場と高級車市場でトレンドが異なる面はあるかもしれないけど。でも従来のように乗用車に資産価値を求めるのは危険なんじゃないかな?と思った。これからの時代、乗用車というものを考えるにあたり、あくまで小さい子供がいる家庭などに利便性を供与する消費財である、として割り切って考えるのがこれからの主流になっていくのではないかなぁ?と考えてみた。